08年9月議会(10/08)
19年度決算認定に反対の討論

私は平成19年度亀岡市の決算において、第16号議案・一般会計と第17号議案・国民健康保険事業特別会計の決算認定について、反対の立場で討論いたします。

導入当初から反対です!

一般会計決算で、導入当初から反対の立場をとっております
住基ネットワークシステム
住基カード
有料指定ごみ袋
学校施設使用料
フッ素による子どもの虫歯予防
について認定できないのは申すまでもありません。

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3千万円の乗馬療法、効果はいかに?

歳入の諸収入で機器引取り収入296万円は、ガレリアかめおかのエイジレスセンターに設置された乗馬療法システムの機器が7年経過し、故障して使えなくなったため、製造販売者である松下電気に購入価格の1割で引き取られた金額です。

およそ3千万円もする希少な乗馬を体験する機器で、全国で3台しか設置されず、他の2台もすでに壊れて処分されています。

このような機器を購入すること自体に問題があったのですが、高額な機器を購入したにも関わらず、エイジレスセンターの片隅に置かれたまま、市ではこの機器が乗馬療法としてどのような効果があったのか、利用状況や利用効果についてデータを把握していません。効果測定や事業評価がされないまま処分するとは、無駄遣いをしたとしか言いようがありません。

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ハナシが違う!何に使った、そのお金!

総務費で、自治委員等経費の事務委託料3,783万円は自治会員に対するキラリ亀岡お知らせ版配布の委託料を含むものです。

H19年度は当初予算の段階で委託料を増額して自治会未加入者にも自治会に配布を依頼するということでした。決算額でH18年度より125万円余り増額されましたが、結局は自治会未加入者への配布は実現していません。

増額分は何に充てられたのでしょうか?

当初の説明とは違いますので認定できません。

同じ市民であっても自治会未加入世帯に配布されないのは、市が情報提供の責務を怠り、市民の知る権利を奪うものです。災害に関する情報など市民の生命に関わる情報も提供されないのでは、安全・安心のまちづくりが行われているとは言い難く、亀岡市のセーフコミュニティにもヒビが生じます。

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もったいない!ガラ空きの駐輪場

自転車等駐車場経費では、指定管理者に運営が任されていますが、駐輪場の利用率は一向に伸びず、およそ亀岡駅前59%馬堀駅前43%千代川駅前41%と低い状況です。

巨額の建設費をかけて造った駐輪場が4割から6割近くまで空いているのはもったいない話で、見込み違いの建築物となってしまいます。

利用料金の高さが問題ですので、駐輪場設置の目的を改めて考え、料金の見直しをし、利用を高める工夫をすべきだと考えます。

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ふるさとバスのための支出、市民に還元されてるか?

民生費で、ふるさとバス運行事業経費は京阪京都交通に補助金が6,167万円出されていて、営業所の移転経費も含まれるとのことです。市民にとって利用しやすいバスになっているのか依然として疑問があります。

一例をあげますと、バス停の設置場所で、ふるさとバスの乗り換えバス停である佐伯は屋根もなく吹きさらしで、道路幅にゆとりがなく利用者の便が図られていません。運動公園へ移転してほしいという市民の要望について、更に検討を重ね、利用の便を図るべきだと思います。

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嵩む整備補修費に対策を!

衛生費で、桜塚工場(平成9年3月完成のごみ焼却施設)運転管理経費3億7,142万円の内、修繕料は1億5千万余りで、その約半分は定期整備補修ですが、白煙防止空気加熱器他の設備の整備補修費用が嵩んでいます。

安全運転を行うことは言うまでもありませんが、運転管理費用の節減を図り、今後の維持管理を検討するうえで、燃やすごみを減らすための積極的な対策をとる必要があると考えます。

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減免制度の運用、本当に困っている人に配慮を!

次に、国民健康保険事業特別会計ですが、加入世帯の2/3が所得200万円未満という状況で、保険料の納付が困難な世帯に対し資格証明書が発行されることに心が痛みます。短期保険証の発行も、医療を受けにくくするものです。

納付困難者に対する軽減措置を講じるとともに、滞納をめぐる議論で区別しなければならないのは、払いたくても払えない方と、そうではない滞納者です。払えるのに払わない滞納者があるのも事実で、その区別は難しいものがありますが、市民の生命にかかわる問題です。

減免制度の柔軟な運用を図り、本当に困っている人には資格証明書は発行されないような血の通った対応を望みます。

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以上の理由によりまして、2つの決算議案に対する反対の討論といたします。


活動報告の詳細

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