〜ちょっとかめおかNo.31(2008.5.11 しのはら咲子となかまの会発行)〜 公助あっての自助・共助議会を傍聴していて、答弁の冷たさに唖然とすることは少なくありません。 3月議会では、咲子さんが、畑野町など、救急車が到着するまでに、片道30分以上かかるところへの対策を問うたところ、「そうしたところは、自助・共助で・・」といった答弁があり、まさに「唖然」としました。 救急医療が地域によって平等でない現実があるなら、少しでもそれを改める努力をするのが、行政の仕事でしょう。救急医療が自助や共助でできるものなら、救急車は要りません。行政はまず、役割として「公助」を整えるのが第一義です。 地域によって住民を切り捨てることのない施策を求めます。 (しのはら咲子となかまの会代表:村山起久子) 作る人、食べる人が互いを思い合う関係に〜学校給食を自校調理法式に変える自治体〜 給食の調理の仕方は2通りあります。 センター方式は、給食センターで調理して各校へ配達、 亀岡市はセンター方式です。 このところ、費用がかからないことを理由にセンター方式だった自治体の中に、給食センターの老朽化に伴い、自校方式に変える自治体(今治市、さいたま市、宗像市など)が出てきています。 そこでは、できる限り地域産の農産物を使っています。 今治市では、子どもたちは畑に行って 野菜の育ちを見たり、生産者と話をし、その様子を校内放送や学校新聞で紹介する取り組みをしています。 「残さないように」との先生の指導ではなかなか減らなかった食べ残しが80%も減ったそうです。また、生産者も子どもたちのことを思い、だんだんと農薬を減らし、無農薬野菜の割合が増えてきたそうです。
生産する農民、調理する調理員さん、そして子どもたち。 互いの姿が見え、思い合える関係づくりこそ「安全・安心」が 得られるのではないでしょうか。 また、このような自治体では農業振興の他 「野菜→生ごみ→堆肥→野菜」の地域内循環が生まれ たり、地場農産物を使った加工品も多く生産されています。
3月議会でしのはら咲子議員は「自前の調理施設を持つ保育所で、地域の野菜を使っては」 という提案をしました。ぜひ、様々な希望が広がるこの提案が実現されることを願っています。 また、亀岡市も給食センターの建て替え時には、自校方式をぜひ選択してください。 (八木まさゆき) 特集記事!! |
「ちょっとかめおか」とはしのはら咲子となかまの会(現 かめおか夢咲くネット)が、その見解をまとめ発行している通信です。 政治は生活。議会を生かさなもったいない! しのはら咲子となかまの会(現 かめおか夢咲くネットは、自由な一市民として、市民の思いを政治につなぐ活動をしています。 議会に届け!今号の内容に関して、しのはら咲子が08年3月議会で質問しました。(答弁要旨を公開しています) 通信の郵送をご希望の方はinfo@s-sakiko.netまでご連絡下さい。 定例会草の音塾で09年8月から毎月いずれかの 日曜日、午前10時〜正午 不在の場合もありますので携帯 090−4494−2240にご連絡ください。 メールでの相談・お問い合わせもどうぞ。 PCメール:info@s-sakiko.net 事務局の所在地亀岡市北河原町2−5、4−502 TEL・FAX0771-24-7102 会報誌の申し込み上記の事務局 なかまの会の年会費1,000円/年
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